9/14(土)に行われた JA相模原協同病院 で行われた緩和ケア研修会に当院看護師も参加しました!内容はがん患者と家族の終末期のプロセスがん終末期のケアについての事例発表、エンゼルケアについてでした。
研修に参加した看護師より
看取りに至る緩和ケアは急速に悪化する時期を見定めること、その状況を把握し適切に介入でき るよう院内、ケアマネージャー、訪問看護師らと連携を密にとることが求められ、今後意識して いかなければならないと思いました。
ご家族に看取りまでの経過をわかりやすく説明するためのパンフレット “OPTIM これからの過 ごし方について” が紹介されました。医療者は、今後患者に起こりうることを早めに察知して家族をサポートする事も重要で、ケースに よってはパンフレットを使用した説明も効果的ではないかと感じました。
コロナ前には協同病院の緩和ケア病棟で患者様をベッド上、背部からハグする取り組みが行われ ていたそうです。日本では馴染みのないハグですが言葉だけでなくスキンシップをとることが患者 様への緩和ケア、見ている看護師にもグリーフィング効果があったそうです。 診療は限られた時間ではありますが患者様に温かく寄り添える看護師でありたいと思います。
患者様がその人らしく最期を迎え、家族も悔いが残らないよう最期を看取るには、医療者と患者様、家族の方向性を常に確認して同じ方向に向いているかを確認する事が大切と感じました。
医師・看護師、ケアマネージャーや訪問看護とのタイムリーな連携が重要となり、 担当者会議や、退院支援カンファレンスの参加など早めの段階で動き出し、病院と地域と連携して いくことが今後の課題であり、日々の看護師間の情報共有やカンファレンスができるよう働きか けていきたい、と感じました。