
こんにちは!
本日5/23(金)は麻溝公民館にて水上の講演会開催となり地域住民の方からケアマネさんやデイサービスなどの専門職の方々など幅広い層のご参加をいただきました!
当院からは看護師、相談員、事務の数名参加いたしました。
本日のテーマは「知るから始める在宅診療の輪」とし、在宅医療の基礎知識、家族と地域でつながる在宅ケアの基盤、ACP(人生会議)について水上は実際のケースを織り混ぜ、病院との違い、対象者や可能な医療行為、費用面など在宅医療の基本的な制度について解説しながら、ケアマネさんや薬局さんなど様々な機関との連携があって患者さんに向き合う包括的な在宅のサポート体制があると伝えました。
そして、水上自身が家族の立場から葛藤した体験を伝えると共に、参加いただいた皆さんと一緒に、もしもの時に自分は何を望むのか、なかなかその瞬間まで考えることが少ない「意思決定」について、元気な今だからこそ考える、想像する大切さを水上は訴えました。

本日ご参加いただいたのは、かかりつけ医も少数にとどまり、在宅医療や介護もまだまだ必要ないという方々が殆どでしたが、水上は皆さんに最期はどこで迎えたいかをケースごとに質問しました。

半数以上の人が自宅で過ごしたいと手挙げする一方、癌などの重い病気に罹患した場合は自宅より病院を選ぶ方も多くいました。そして「分からない」という方も数名おりました。
水上は実際に直面する病状の変化によって、何を望むのかが変化するという統計データの説明をしました。
「正解」は分からないんですね
望むかたちが変わるからこそ、もしもの時に備えて、様々な医療や介護の助け・制度を知り、選択の幅を個人個人が見つめることが如何に大切かということを再認識したと同時に、我々在宅医療機関の立場から、一般の方々にむけて直接発信することの重要性を皆様の反応をみて今回改めて感じました。
本日は大変嬉しいことにいつもお世話になっている業者さんやケアマネさんも多忙なお時間を割いて参加してくださいました!
そして主催いただいた麻溝地域包括様、この度は貴重な機会をいただき、ご準備から本当にありがとうございました!
また今後もより多くの地域の方々とつながる機会に積極的に参加させていただければと思います!
麻溝地域の皆様
本日はありがとうございました!!