9月14日に能登半島地震における神奈川JMAT活動検証会が行われました。
今回は水上先生と共にJMAT派遣で現地へ行きました、当院相談員川﨑よりご報告させていただきます。
まず、JMATとは「被災者の生命及び健康を守り、被災地の公衆衛生を回復し、地域医療や地域包括ケアシステムの再生・復興を支援することを目的とする災害医療チームである」と説明されています。
そのような目的を持ち、神奈川県から合計23回のJMAT派遣がありました。
我々は、5月9日〜5月11日には相模原市医師会を代表し水上先生率いる部隊が派遣されました。
予定されていたのは、褥瘡回診、高齢者巡回でありましたが、急遽、石川県医師会の依頼で体調不良の患者さんへの訪問診療となりました。
被災された方のご自宅へ直接伺うことで、被災後に病気を持ちながら生活をする不安や、そういった方々を地域でどう支えていくか行政の方の苦難がよくわかりました。
日本国内で近年災害が多かった経験から、災害が起きた後の迅速な初動、そして生業を取り戻すための支援と対策があります。しかし、実際に現地へ行くと課題はまだまだあるのだなと感じました。
災害が発生する確率が高いと言われているなか、安定した医療提供の継続ができるための相模原市での取り組みはどうなっているのか?自分から関心を持つこと、また訪問診療という患者さんの生活に近い立場から何ができるのか?今後さらに検討していかなければならないと思いました。
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上記川崎相談員よりリポート報告でした!
水上も外来サイトに検証会の報告ブログ、同時掲載中です!
是非ご一読くださいませ
「敬老の日に寄せて 災害支援の現場から日常に戻る希望を」