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本日8/30(金)クリニック全体ミーティングを行いました!

こんばんは、広報大森です。

本日は台風の影響で各所大変な豪雨に見舞われましたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

さて、そんな最中、さがみはらファミリークリニックでは本日、職員全員参加のミーティングが行われました!

日本は近い将来「超高齢者時代」へ突入し、今後高齢者の救急搬送が圧倒的に増え、病院が対応できない厳しい状況が顕著に出てくると言われています。

病院の救急搬送受け入れが厳しくなる今後の見通しの中、病院に替わる受け皿として行政サイドで包括的に移行支援していく国全体を挙げての取り組みが今年設立されました。

将来に向けての準備体制を国全体で対応しつつ、そこで評価し在宅に戻れるケースなどは、我々医療機関が如何にしてどれだけ訪問診療にて対応していけるかということが問われてくるといいます。

迫る将来の日本の問題を見据えて、我々さがみはらファミリークリニックは在宅医療の立場から、どれだけ地域貢献していけるかという大きな課題を念頭にクリニックの現在の課題、今後の目指すべき目標についてスタッフ全員こころを一つにすべく協議致しました!

はい、もちろん話し合うべき大きな視点はひとつです。

それは「どれだけ患者様に寄り添えるか」ということ。

常にそのことが最大の目的・在宅医療の根幹であり、それが実現できる、より質の高い診療体制に日々努めていかなければいけないということ。

それは先日行った水上の講演会のブログでも同じことをお伝えしてますが、如何に患者様の周りでサポートするケアマネさんを中心とした支援者との

顔の見える関係、なんでもいつでも相談できる関係が我々の訪問診療の質をあげていく大前提となってくるということです。

訪問診療を希望する患者様の多くは、住み慣れた自宅での最期を望んでいます。

在宅医療を行う我々医療機関はその患者様の思いを汲み取り、生活・人生に寄り添い、医療の視点から最善のかたちで支援し、最期まで見届けるということが役割であり、
日々の診療の中で、病状が悪化していく状況の中でも決して、積極的治療に向けての医療介入が必ずしも優先ではないということ。

患者様・家族の為に最善の方法は何か

それは治療優先の医療がすべてでなくケアマネさん中心に支援者同士、皆で一緒に考えていくこと。

ここは急性期の積極的病院治療を望む方とは大きく異なるものになります。

最善のかたちは患者様お一人お一人違います。

皆最善の方向、答えが違うからこそ、常に皆で共有していかないといけない。

共有できて、はじめて患者様に寄り添える関係性を築いていける。

その支援者同士の関係性を常に築いていく為には、まずは院内での日々の密な共有が必須だということ。

そのようなことを日々診療に対応する水上、野口医師、看護師、相談員を中心に皆で問題点を伝え合いました。

今日のミーティングを終えて、今後、野口医師新体制のクリニックをむかえるにあたり、本当にわくわく胸が熱くなりました!

現在、クリニックにはたくさんの課題・反省がありますが、皆の患者様に対する真剣な思いを改めて共有することができ、
今後さらに良い診療チームを築いていけると確信しました!

ホップ・ステップ・ジャンプ!

さがみはらファミリークリニックは日々研鑽し、最強の診療チーム作りに取り組んでまいります!