こんばんは
昨日12/17(火)に「終末期における地域医療連携」というテーマにてウェルネス相模原にて地域連携の会が開催されました。ケアマネ、訪看、医師・相談員など相模原地域の医療介護を担う錚々たる約70名の参加者、そして、当院からは、院長、看護師、相談員含め8名参加いたしました。
今回は主に終末期における多職種同士の医療連携の取り組みについてをテーマに水上の講演のほか訪問看護さんからのお話、参加された多職種の方々とのグループディスカッションが行われましたが、ま・さ・に 「地域連携」、「顔の見える関係」という大変大変有意義な会でした!
グループディスカッションでは職種を超えて医師、ケアマネ、看護師などが同じテーブルを囲んで双方の患者様を囲む連携への思いを共有し合いました。
様々なグループの意見交換を聞く中で「連携のかたちの選択」への課題がみえてきました。水上は講演の中でも連携の具体例としてMCSの有効活用を挙げておりましたが、今後どのように、どんなかたちで連携をとっていくべきかが問われていくように感じました。
我々診療現場と共に、ケアマネさん、訪看さんなど患者様を取り巻く日々多忙なスケジュールの中、目の前の対応と並行で常に他患者様のサポート体制を担っているということ。常に直接共有の場がもてる機会は限られているため、その場の状況に応じた共有のかたちが問われてくるように思います。その中で、やはりMCSのようなツールの活用は、今後ますます様々な連携において大変幅広い可能性に満ちたものになると感じました。
とは言うものの、そのような便利なコミュニケーション機能も「顔の見える関係構築」があって、はじめて活かされるもの。使い手がどのように活用するかで実りある連携にできるかが分かれてしまうもの。今回のような会をはじめ、可能な限り直接の意見交換の場も織り交ぜながら、いかに上手な連携の手段を使い分けていけるか、具体的に総括的な連携体制仕組みそのものが問われいると痛感いたしました。
今回の会はお伝えしきれないほどの気づきと発見に満ちた素晴らしい交流の機会となりました。
また今月から院長に就任した野口も皆様に直接紹介させていただくことができ、当院としても大変ありがたい12月スタートとなりました。進行いただいた地域包括関係者様をはじめ、多忙なスケジュールを縫って参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!!
今回得られた「相模原のちから」を胸に当院も診療チーム現場に具体的な課題への解決策を見出し、患者様の為のより強固な連携構築に向けて取り組んでまいりたいと思います!